牛肉のビール煮
Carbonnade a la Flamande
1997年、mslab恒例の干支のお料理は“牛肉のビール煮”だ(96年のネズミに比べれば軽い軽い!?)。
コツは、良いビールを使うこと。苦いばかりの日本のビールでは美味しく出来ない。ベルギーのトラピストタイプ(伝統的な手法で今も修道院内で造られているビール)かランビックタイプ(空気中の酵母を使って発酵を進める自然発酵ビール)を使いたい。2種類混ぜてもOK。
今回は、セバスチャン・グランクリュ(トラピスト)とベル・ヴーのグーズ(ランビック)を使用。水分はビール以外一切使用しない。
材料(調味料も含む)は、ビール、牛肉、玉葱、塩、胡椒、タイムのみ。しかし、甘みが素晴らしく出る。ビールから。
狂牛病にO-157と牛にとっては災難続きの96年だったが、今年は、牛の復活復権なるのでしょうか!?
ともあれ、私たちは猛牛猛進と行きたいものだ!
レシピ:
牛もも肉の塊500gを一口大に切り、塩、胡椒、タイムを振って暫く置く。
タマネギ3〜4個を薄切りにして、サラダオイルとバターで炒める。
飴色になるまで炒めたいので最低20分、出来れば30分以上頑張る!
下味をつけた牛肉をフライパンを使って強火で炒める。
焼き色が付いたら、タマネギのパン(シチューパンでも鍋でも可)に入れ、ビールを注ぐ。
あとは、気長に1時間ほど煮込み、最後に塩胡椒で味を調える。