いささか手前味噌になってしまい恐縮ですが、最近入手したこの器、“奇跡のぐい呑み”と勝手に呼んでいます。 溶岩が成り行き任せで固まって、たまたまうまい具合に凹みができて、それがまたうまい具合に、ポロッと折れてできたような……
カテゴリー: 日本酒・焼酎
東京の名水 東京の酒
評判の好い東京西多摩野崎酒造の『喜正(きしょう)』をやっと飲むことができました。 立川のそば屋で出会った純米吟醸はグレープフルーツを思わせる果実香(吟醸香)で、「これが噂の喜正か!」と唸るのみ。帰りに立川駅の成城石井に寄…
北総大地の自然栽培酒米が王道の純米酒を支える
今宵の酒は、1980年代に始まる純米酒ブームを牽引してきた埼玉県蓮田の神亀酒造が造る『真穂人』。 酒米は有機肥料だけで育てた五百万石。精米度を60%と低く抑えて、米の味と香りを生かしています。産地は成田空港の近く。かつて…
広島の八反錦と佐渡の朱泥焼締め
今宵の一杯は『華鳩』。広島、呉の酒です。 八反錦純米吟醸中汲み。「中汲み」というは、絞りはじめの「あらばしり」でもないし、最後に絞りきるため度数と雑味が強くなる「責め」でもないと。まぁ、日本酒…
芳醇旨口のスパークリング
やけに人気の日本酒、『獺祭(だっさい)』。山口県岩国の旭酒造です。 杜氏無し、コンピュータコントロールの酒造りで注目され、磨き二割三分とか三割九分とか、山田錦を磨き上げた吟醸酒を自慢にしています。吟醸香と言われる果実香が…
磨きすぎない日本酒もまた良し
こざっぱりとしたラベルと、酒米が雄町(おまち)だというのに惹かれて、初めて買った『ふた穂』。奈良の長龍酒造です。雄町発祥の地、岡山県の高島地区(現在の岡山市中区の一部)産の酒米を使っています。 際立った特徴はありませんが…
その名は Début
珍しい日本酒を飲みました。 福岡県久留米市、若竹屋酒造場の『Début』。家の近所にある、ちょっとこだわりの酒屋で購入。曰く「ワインの味わいを目指した日本酒らしいです」と。 なるほど、瓶はワインボトル様で、ラベルはまさに…
