台風クラブ at 佐賀

ほぼ一か月続いた小間切れ地方ロケ。最終は佐賀です。すべて撮影完了して、佐賀駅近くの怪しげな横丁に名店発見!「 山里久(さんりく) 」。

主は気合いの入った料理人です。
地元産にこだわり、魚はすべて有明海か玄界灘。きょうは鯖の刺身が食べられて最高でした!20150824_174455

特筆すべきは野菜で、地元産を様々な煮物に。写真はありませんが、ジャガイモのつるの煮物は最高でした。シャキシャキ。初めて食べました。

台風が接近する佐賀地方。美味しいものに出会った満足感と台風へのワクワク感(地元のみなさんには申し訳ないのですが)。どうしても、思いが相米さんの「台風クラブ」にいってしまいます。
台風クラブと食は、たいして関係ありませんが、相米さんって、とんでもないグルメだったんです。
私の中だけでつながっている、相米さんと台風とグルメ…

おでん 江戸中

20150820_194107秋田で一人呑む。
おでん『江戸中』、いい店でした。
写真は、自家製つみれ、豆腐、タケノコ。澄んだ上品なだし汁です。好みから言えば、つみれはちょっと摺りすぎの感じはありましたが、あとは言うことなし。子持ちヤリイカ、ツブ貝なども美味しかった!
カウンター10席ほど。
炭火の余熱で澗ツケなど、なかなかこだわりの「居酒屋」でもあります。
写真を撮る根性がありませんでしたが、使い込んだ赤(銅製)のおでん鍋も、それだけで一見の価値有りの代物でした。

店名は、「えどちゅう」または「えどっちゅ」と読むそうです。

居酒屋 独酌三四郎

20150803_173407昨日から旭川。
駅はデカくて凄くきれいだし、駅ビルと一体化したピカピカのイオンモールがあって、近未来型地方都市の趣も。
しかし、なんかしっくりこない。「ここには文明はあるけど文化がない!」などと、ひとり心の中で悪態ついてたら…

ありました!素晴らしい居酒屋が!”独酌三四郎”。
つまみ類、酒の揃え方もよいのですが、なんといっても空気が心地よい。繁華街の外れの静かな場所。玄関に下がった風鈴の音を心地よく聞きながら杯を傾ければ、日常からフッと離れられる。

目についたのはチロリ。焼締めです。燗酒の季節ではないけど、これは行くしかない!と。炭火焼きの竈というか炉があって、その余熱で、ゆっくりと燗を付けるという素晴らしさ。

和服の似合う上品な女将と無口な亭主。東京にもこんな居酒屋は… あえて、比べるとしたら、鶯谷の鍵屋くらいしか思いつきません。

札幌のベルギービール

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久々の札幌泊。
伝説のカフェ”ポールズカフェ“へ(たままた泊まったホテルの至近でした)。
何が伝説かって?なんたって、経営者がベルギー人!(笑)。もちろん、それだけで凄いとは言えませんが、東京にはありません。
そして、ビールの品揃えを見たら、”伝説”に頷くしかなかった。見事なラインアップです。

ドラフトで提供された Seef beer(セーフビール)。切れと味わいが見事に同居。アンバーエールとホワイトエールの中間というか、両方の良さを兼ね備えてます。
あとは写真の Triple Karmeliet(トリプル・カルメリート)。「麦汁の濃厚な旨味の中に、品の良い果実味」とでも言うのでしょうか… 初めて出会った味わいかも。トラピスト系ならではの魅力を堪能しました(厳密にはアビイビールに分類)。

しかし、酔っ払ってばかりはいられません。
札幌でも、大通り公園付近で、「戦争法案反対」「泊原発再稼働反対」の街頭活動が盛り上がっていたことを報告しておきます(仕事中だったので、何もできませんでしたが)。