アイラ島が生むアイラ党

20060415シングルモルトファンには笑われてしまう程度の知識しか無いのだが、密かにアイラ・モルトを飲み続けている。

スコットランド、グラスゴーの西にあるアイラ島がアイラ・モルトのふるさとだ。6~7年前に仕事でスコットランドに行った際に、地元の人(と言ってもロンドン在住)から「スモーキーなのが好きだったら、ラガヴァリンが良いよ」と薦められたのが、アイラ・モルトとの出会いだった。
ラガヴァリン(ラガブリンとも記す)は、最近大人気になっているアイラ・モルトの代表選手。ラガヴァリンに限らず、アイラ・モルトの特徴は強烈な燻蒸香だ。あと、ヨードの香りもするそうだが、残念ながら私の鼻では明確に分からない。

スコットランドでラガヴァリンに出会って以来、口にするウイスキーの8割方はアイラ・モルトに… いつの間にか、すっかりアイラ党になってしまった(笑)。

最もバランスが良いのは、やはりラガヴァリンだが、最近、人気になりすぎてプレミアム価格になっているのが癪だ。そこで、いろいろと浮気をしている。何の役に立つか分からないが、一応、個人的評価一覧を…

■アードベック(ARDBEG): 強烈な燻蒸香。バランスが今一では…
■ラフロイグ(LAPHROAIG): アイラの中では温和しい感じ。
■ボウモア(BOWMORE): サントリーが輸入しているので、国内では最も入手しやすい。入門版という感じ。
■ラガヴァリン(LAGAVULIN): 最初に出会ったせいもあるのだろうが、個人的にはアイラ・モルトのナンバー・ワン。強めの燻蒸香が「飲む緊張感」を与える。
■カリラ(CAOL ILA): 最近初めて飲んだが、言われているように「磯の香り」「潮の香り」があり、塩味さえ感じる。全体的なバランスはラガヴァリンに近く、結構好き!というのが個人的感想。

もちろん、熟成年数などによって味わいが違うのは分かっているが、大雑把には、上記のような感じを得ている。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください