デトロイトのダウンタウンから、北に15㎞ほどのところにあるロイヤル・オーク市。
訪ねたのは、ROYAL OAK BREWING(ロイヤル・オーク・ブルーイング)。
ホールの片側がカウンターになっていて、その後ろに醸造タンクが並んでいる。
こんな小さな町にも、しっかりとしたブルワリー・ブルーパブがあるのが羨ましい。
基本的にはイギリスタイプの店だが、まず、ベルギータイプのウィートにトライ。これが「糠臭さ」が無く上出来だった。「ウィートをもう一杯」というよりは、次にエールやポーターへ行きたくなる。そんな味わいだった。
たまたま、開店十周年ということで、”10 YEAR CHEER”と命名されたエールを飲むことができた。なんと、アルコール度数10%のアンバーエールだった。味はエールの平均点。しかし、飲むほどに効いてくるのは確かだ。10度のエールは、さすがに初めてだったので、好い経験だった。
どの店も、何かしら楽しみながらビールを作っている。繰り返しになるが、羨ましい限り…
食べ物と飲み物だけは、絶対に米国には負けないと思ってきたのだが、地ビールだけはまったく追いつけない。「日の丸」「君が代」は嫌いだが、さすがに、頑張れ!ニッポンの地ビールと言いたくなる。