やっと、宝山蒸撰紅東酒精乃雫(通称「宝山紅東」)を口にした。
これは凄い!
34度なので五分五分の先割りを一昼夜前に作っておいて、オンザロックと飲み比べたが、五分五分でも芋の風味が薄れていない。逆にアルコールが強く当たらない分、先割りの方が旨い!口に含む前の香りだからアロマか… これが見事に来る。
それにしても、6:4の割は誰が決めたのだろう。確かに薩摩系の25度の芋焼酎を6:4にすれば15度になって、日本酒程度のアルコール度数になる。宮崎系の20度を6:4にすれば12度だから、これはワイン程度だ。食中酒としては日本酒やワインは実に良くできて、このアルコール度数は黄金律とでも言うべきものなのだろう。
さて、宝山紅東をどう割るか… 6:4では濃すぎるのは明白だ。「あまり薄くしすぎてももったいない」という貧乏根性がはたらいて、とりあえず五分五分で割ってみた。日本酒の原酒並の度数ということだ。次は4:6で試してみようか… 度数的にはOKだが、やはりちょっともったいないかな。