簡単なビールの分類


  
酵母の種類色  分類原産国と特徴日本で手に入るお薦め銘柄
上面発酵 淡色 ペールエール イギリスビールを総じてエールと呼ぶ。
かつてはホップを使わないビールだったが、今はホップで味付け、香り付けを行う。
ペールは淡色を指す。
サミュエルスミス・ペールエール
バスペールエール
        ヴァイツェン  ドイツ・バイエルン地方のビール。
小麦の麦芽を50%以上使っている。
苦味が弱く、酸味がある。
小麦の蛋白と酵母の影響で白く濁っている。
夏向きのビール。
オーベルドルファー・ワイス
ノーウェスター・ヘーフェ・ヴァイツェン(アメリカ)
        ケルシュ   ドイツ原産。  
     中等色ビターエール エールの内、色の濃いもの。サミュエルスミス・ブラウンエール
ニューキャッスル・ブラウンエール
サタン(ベルギー)
     濃色 スタウト   あまりにも有名なイギリスの黒ビール。
ローストした麦芽使い、砂糖を添加する。
良質のものは、チョコレートやエスプレッソコーヒーの香りがある。
ギネス
ダブリンギネス
サミュエルスミス・オートミールスタウト
        ポーター   イギリスの黒ビール。
スタミナが付くので、荷物運搬夫(ポーター)が好んで飲んだと言われる。
スタウトのルーツという説もあるが、現在は、スタウトとエールの中間的性格
サミュエルスミス・テディポーター
        アルト    ドイツ・デュッセルドルフで発展した黒ビール。
古めかしい香りと強いホップが特徴。
    
下面発酵 淡色 ピルスナー  チェコのピルゼン市に発祥。
シャープなホップの苦味とフレッシュな喉越しを特徴とする。
日本の大手メーカーのビールはほとんどこのタイプで、世界でも最も普及しているビール。
ピルスナー・ウルケル
ブドワイゼー・ブドワ
        ドルトムンダードイツ・ドルトムント地方の淡色ビール。
ドイツ版ピルスナー。
   
        アメリカン  アメリカで普及したピルスナータイプ。
コーンやスターチなど副原料を使うことで、苦味を押さえ、炭酸ガスを多めにして清涼感を強調。
クアーズ
ボヘミア(メキシコ)
シンハー(タイ)
     中等色ウインビール オーストリア原産。  
     濃色 ボック    ドイツ・バイエルン地方で発展した黒ビール。
アルコール度数は7.5%〜13.5%と高い。
アインガー・セレブレーター
        ミュンヒナー ミュンヘンで発達したコクのある黒ビール。
日本の大手メーカーの黒ビールはこのタイプ。
  
        モルトリカー カナダ原産。  
自然発酵    ランビック  ベルギーの伝統的ビール。
空気中の野生酵母を使う。
樫の木の樽で2年以上熟成した独特の香りと強い酸味が特徴。
モートサビット
ローデンバッハ

他にも、
トラピスト=ベルギーの修道院で作られる伝統的な手作りビール(シメイ他)
ホワイトビール=ベルギー原産。小麦を加えた白ビール(ヒューガルデン)

…などまだまだ沢山のビールがあります。  

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