亀喜(焼鳥)


情報:
名古屋市内、栄の女子大小路にある焼鳥屋。
名古屋コーチンで有名な名古屋には美味しい焼鳥店が数々あるが、美味しい店は総じて気取っていて値段も高い。亀喜は手頃な値段で高級店を凌駕する焼鳥を食べさせる素晴らしいお店。
地下鉄栄駅から広小路通りを東に5分ほど行き、ホテル・プリシードの角を右折し女子大小路に入る。最初の角を右折して50mほどの左手。カウンターのみで10人程度で満員。臨時の屋外席もあるがこれも四人まで。7時〜9時は満席のことが多い。
住所 : 名古屋市中区栄4−4−9 西新ビル1F
電話 : 052-263-6847
営業時間 : 17:30〜24:30
定休日 : 日・祝

独断と偏見:
たまたま近所に泊まってて「安そう!」というだけで入った焼鳥屋だが、美味しさに圧倒されてすっかりファンになってしまった。
主人の真剣な眼差しは、「一本一本に魂を込めて焼く」と評価してもオーバーでは無いくらいだ。値段は食べて飲んで一人3000円から4000円だから、高級焼き鳥店よりかなり安い。店構えはお世辞にも良いとは言えないが、外観の第一印象を間違いなく裏切ってくれる。

この店に行ったら食べなくてはいけないモノがある。もちろん私が勝手に決めたのだが、生肝とチョウチンだ。
生肝(ナマギモ)は串に刺したレバーに胡麻油と塩を振って供される。韓国焼肉のレバサシ感覚だ。レバーを小さめに切っているせいか、スルッと食べられる。亀喜のオープニングは生肝しかない。
チョウチンは関東ではキンカンとも呼ぶ鶏の卵巣。輸卵管(だと思う)を串に巻き付けて卵巣を吊り下げているので、見るからにチョウチン。これを絶妙のレアに焼き上げて特性のタレで頂く。もちろん焼きたてを直ぐさま食す。黄身の甘みが口の中に広がる至福の瞬間だ。
他に常連の人気になっているのはつくねだ。かなり葱が利いているので、つくねを塩で食べる私にはキツイが、タレとはベストマッチのようだ。

11月中旬から2月中旬まで、天然の鴨も出すそうだ。まだ出会っていないので、次に名古屋に行ったら直行するつもり。(15/11/2003記)

back to こんなお店見つけた!